韓国初のトランスジェンダー芸能人として社会的偏見を変える貢献したハリスさん。
1975年2月17日 京畿道 城南市生まれ
キャリア
2001年ITV韓国最高演芸CMモデル賞 2007年の世界のメイクアップアートフェアベストメイク賞 2015年LBMA STAR韓流貢献賞 2016年ソウル文化広報院広報大使 2017年K-POP歌手部門ベストエンターテイナー賞 2018年のアジアのリーダー芸能スター賞
広告 2001年ドードー化粧品 2004年 フィート生理用ナプキン 2005年に台湾の女性の下着ブランド 2006年に台湾の化粧品ブランド 2010年三星カード 2014年無限破壊RPGゲーム「破壊者」
2001年度に芸能界にデビュー??
実際にはもっと早く芸能界にデビューして、中学生時代の1991年にMBCから数回ドラマに出演していた。
女性にも負けないきれいなハリスは子役や端役などで稼いでいたそう。
高2の時、本格的に女性として生きていくことを決断し、梨泰院のバーなどで働き、手術の資金を集めた。
日本に留学し性転換!
1994年の高校卒業後、芸能人ビザで日本の姫路に行って韓国風ダンスで稼いだ。その後東京に引っ越し19歳の時、父に内緒で性転換手術を受けた。
1998年に韓国に帰国し、ショッピングモールや雑誌モデルとして活動。
2001年にCMで話題沸騰に!CMでは女性らしい外見なのにのどぼとけを見せる広告が世間に衝撃を与えた。
そして「広告モデルは誰??」という問い合わせが殺到し、ハリスは有名になっていった。
彼女が誰??という視聴者の声に支えられ、本格的にTVに進出。
華やかなルックスと堂々により性転換ということを考えることもできない人々に大きな衝撃を与えた。
全盛期は高いギャラにヘリコプター移動! CMで話題になった後は絶大な人気となる。TV放送でMCが「全盛期の稼ぎは、一日1億だった?」と質問されると、「確かに、アルバムを出して活動をしたときギャラが最も高かった」と大金を稼いだと伝えました。数多くのスケジュールをこなすためにヘリコプターで移動していたこともあるそう。
歌手としてもデビュー
芸能番組のゲストとしてたくさん活動し、歌手としても活発な活動を繰り広げ、美しいビジュアルで再び話題に。
男性の声のように声が低音だったのでTV放送には賛否両論があり、地上波の音楽番組は1度しか出演できなかった。
トランスジェンダーは普通ホルモン療法のほか、声発声法なども練習するが、ハリスは練習前のデビューだった。
中華圏では、韓国よりも人気に!
台湾の台北で開催されるルイ・ヴィトンのイベントに招待されており、化粧品や下着ブランドのCMモデルに抜擢された。
中国とマレーシアの合弁映画では映画の主人公にキャスティングされた。
2002年、戸籍も女性になり名前もイギョンウンに改名した。
2004年には、日本のトップ俳優松坂慶子とドラマに出演し足り、日本でも活動した。
2006年11月には、4歳下のラッパー、ミキジョンと結婚! 子供は産むことがなく 、養子縁組する計画だと明らかにしたが2017年までの間、養子縁組はしていない。
その後は整形でますます美しくなった姿で現れる!
20代の時より頬がふっくらしました
成形中毒のうわさがあるハリスは、「デビュー前に鼻の手術をしたが、それ以外は変わっていない」とし「手術は1年に一回もしない」と述べた。
2017年離婚
原因はお相手ミキジョンの事業の失敗によるものと言われたが「子供の養子縁組を置いて意見の衝突があったから」などと憶測が飛び交った。
ハリスは自分の性転換手術を執刀した医師から子宮移植手術を勧められて検討してみたけれど、1年以上入院生活をしなければならいたのであきらめたという。 2019年11月21日ミキジョンさんが2歳年下の一般女性と再婚するとき、自分のインスタグラムに「幸せを願います。お幸せに」というお祝い文を載せた。
またハリスさんは現在、別の人と恋愛2年目だと明らかにした。
韓国ではすでに1990年代にも1973年生まれのトランスジェンダーの芸能人がいたが、保守的な社会の雰囲気と悪意のある放送のせいで、トランスジェンダーが大衆に認められることはなかったが、ハリスの存在で市民権を得るようになったと言われている。
トランスジェンダーで結婚もして、自分がやりたいことをするという点で、最も成功したケースと言うことができる。
子供時代
子供の頃から自分を男だと思わず、女の子と遊んでした。父親は公務員で母親は専業主婦。
子供の頃は、父がハリスの性アイデンティティを認めず、ひたすら強い男性になるよう育て、厳しいしつけをしたという。
他の兄弟たちとは異なり、差別待遇を受けるのはもちろんのこと、暴力的な体罰を多く経験したと語った。
ハリスは「幼い時から誕生日プレゼントはほとんど人形だった。私は美人、小さい妹はブスと呼ばれた」「常に彼氏は男だった」と語った。「中学校の時からきれいになりたかったが、頭を刈られるのが嫌だったので、頭髪が自由で、制服もきれいな高校に通った。バスで一時間かけて通学し、香水やアイライナーを持って行っていた」という。
ハリスが性転換手術をすることになったきっかけは、高校の時付き合っていたボーイフレンドの言葉。ボーイフレンドに「お前はどうせ女じゃない」と言われて女性になることを決心したという。
卒業アルバム
高校の時から梨泰院のクラブで遊び、ダンサーとして日本でも稼いでいたハリスは19歳で性転換手術を受けた。当時手術費は千万ウォン。手術費用は日本で稼いだ金を充て、お母さんに手術の同意書を書いてもらったそう。「オペは朝6時から午後4までかかった。下半身がハンマーで強く叩かれているようで、腰が壊れそうで、全身が腫れたよ。2週間横になって生活した」と回想した。
現在お父さんは亡くなり、お母さんは認知症だという。
現在のハリスが若すぎる
肌がきれいです
現在では13匹の犬と暮らし、ペット関連のビジネスも展開するというハリスさん
今後の活躍にも期待します